2017/04/26 のクイズ
- 1. 非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)
- 2. デクスメデトミジン
- 3. フェンタニル
- 4. ペンタゾシン
挑戦者4796人 正解率45%
- 1. 非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)
-
不正解
非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)は、投与後、低血圧、腎障害、消化管出血、血小板機能抑制など重大な副作用の危険性があるため、あまり集中治療領域では好まれません。また、高齢者への投与は、腎機能障害が起こることがあるので、注意が必要となります。
- 2. デクスメデトミジン
-
不正解
デクスメデトミジンは、オピオイドとの併用で効果が増強するといわれており、単独使用では鎮痛効果は弱いといわれています。
- 3. フェンタニル
-
正解
フェンタニルは速効性があり、鎮痛効果はモルヒネの50~100倍です。しかし、持続時間が短いため、持続静脈内投与で使用しなければなりません。心臓外科術後など、循環動態が不安定な患者でも、心筋収縮力抑制作用や血管拡張作用が少ないため、使いやすいといえます。
- 4. ペンタゾシン
-
不正解
ペンタゾシンは、1アンプル15mgで、3~4時間の持続効果が得られます。しかし、ペンタゾシンには呼吸抑制があり、末梢血管を収縮させる作用もあるため、血圧上昇を招くことがあります。そのため、心疾患患者に使用するときは注意が必要です。
引用参考文献など
1)日本呼吸療法医学会 人工呼吸中の鎮静ガイドライン作成委員会..第2章 鎮静・鎮痛の評価.人工呼吸中の鎮静のためのガイドライン.(2016年10月20日参照).
2)井上荘一郎ほか.ICUにおける痛みの治療:まずはオピオイドによる鎮静を. INTENSIVIST.6(1),2014,35-43.
3)大庭祐二.鎮痛、鎮静、筋弛緩、せん妄対策.レジデントノート増刊.13(10),2011,52-60.
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