状況設定問題(144問) 症状・疾患・治療に応じた地域・在宅看護

第108回 午前117問

次の文を読み問題3に答えよ。
Aさん(75歳、女性)は、夫とは3年前に死別し、1人暮らし。喫煙歴があり、5年前に慢性閉塞性肺疾患と診断された。長女は隣県に住んでおり、時々様子を見に来ている。Aさんは受診を継続しながら、ほぼ自立して生活していた。今回、咳・痰の症状に加え呼吸困難が増強したため入院となった。入院後は酸素療法(鼻カニューレ:2L/分)と薬物療法を受け、症状が改善し、在宅酸素療法を導入し退院することになった。Aさんは初めて要介護認定を受けたところ、要支援2であった。

問題3
Aさんの退院後、訪問介護員は日常生活の支援のために週1回、訪問看護師は健康状態の確認と在宅酸素療法等について必要な指導を行うため月2回訪問することとなった。退院後2週。訪問看護師が訪問すると、Aさんは時々、食後に軽い呼吸困難が生じると訴えた。

この時の訪問看護師の指導で適切なのはどれか。
  • 1. 1回の食事量を減らし、食事回数を増やす。
  • 2. 買い物を兼ねた外出の頻度を減らす。
  • 3. 食事の準備は訪問介護員に任せる。
  • 4. 食後すぐに排泄をする。
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