第107回 午後10問

解答・解説

1.　①

股関節を屈曲させ、下肢を挙上している。内転ではない。

2.　②

注目している骨を中心軸から遠ざけているため、外転である。

3.　③

注目している骨を中心軸に近づけており、内転に該当する。

4.　④

大腿骨の軸を内側に回しているので内旋である。足先は外側に振れているからといって外旋と考えないように注意する。

内転とは関節の動きにおいて、注目している骨を中心軸に近づけることで、反対に中心軸から遠ざけるのは外転である。また、関節の動きにおいて骨の軸を内側に回すことを内旋、外側に回すことを外旋という。