状況設定問題(144問) 在宅療養生活を支える看護

第106回 午前120問

次の文を読み問題1に答えよ。
Aさん(70歳、男性)は、妻と長男との3人暮らしである。左被殻出血で入院し、歩行訓練および言語訓練のリハビリテーションを行い自宅に退院した。退院時の検査所見は、HDLコレステロール40mg/dL、LDLコレステロール140mg/dL、トリグリセリド150mg/dLであった。退院後、週1回の訪問看護を利用することになった。初回の訪問時、血圧は降圧薬の内服で130/80mmHgであった。右片麻痺、麻痺側の感覚障害、運動性失語があり、一本杖や手すりを利用して自宅内を移動していた。Aさん宅は、酒屋を自営しており、1階は店舗、トイレおよび浴室、2階に居室がある。各階の移動は手すりのあるらせん状階段のみで、階段昇降機の取り付けは構造上できない。Aさんは「店に出て親しい客に会うのが楽しみだ」と話した。

問題1
訪問看護計画に取り入れる内容で最も優先度が高いのはどれか。
  • 1. 言語訓練
  • 2. 食事指導
  • 3. 内服薬の管理
  • 4. 排便コントロール
  • 5. 階段を昇降する練習
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人体の構造と機能

疾病の成り立ちと回復の促進

健康支援と社会保障制度

基礎看護学

成人看護学

老年看護学

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母性看護学

精神看護学

地域・在宅看護論(在宅看護論)

看護の統合と実践

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