高齢者の生活を支える看護(27問) 安全な活動

第104回 午前55問

Aさん(66歳、男性)は、尿管結石症で入院し、鎮痛薬の投与と点滴静脈内注射による持続輸液が開始された。日常生活は自立している。輸液開始の1時間後、Aさんの病室で大きな音がしたので看護師が駆けつけると、Aさんはベッドサイドに座り込んでいた。「トイレに行こうとベッドから立ち上がろうとして、点滴のスタンドをつかんだら滑った」と話した。転倒後の診察の結果に異常はなかった。

Aさんが再び転倒しないための対応で最も適切なのはどれか。
  • 1. 床上排泄にする。
  • 2. 誰の過失か明らかにする。
  • 3. 転倒の原因を一緒に考える。
  • 4. 夜間は家族に付き添いを依頼する。
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