状況設定問題(173問) 精神疾患・障害 の特徴と看護

第101回 午前119問

次の文を読み問題2に答えよ。
Aさん(16歳、女子)は、両親と弟と4人で暮らしている。中学生の頃からモデルにあこがれてダイエットを始めた。高校に入ってからは、太ることへの恐怖から食べた後に吐いたり、緩下薬を服用することも多くなった。次第にやせが顕著になり、無月経となった。Aさんの状態を心配した母親に伴われ、心療内科を受診し、医師から入院治療を勧められ、Aさんは入院した。

問題2
入院時、服薬が開始された。体重と摂取エネルギーについては目標値を設定し、体重増加に応じて活動範囲を拡大していくことになった。医師からAさんに治療方法が説明され、行動範囲は病室内とし、食後1時間はベッド上で安静を保つよう伝えられた。入院後7日、Aさんは「太るのが怖くて、また吐いてしまった」と暗い表情で看護師に話した。

看護師の対応で最も適切なのはどれか。
  • 1. あまり気にしないよう伝える。
  • 2. 本人に目標体重を再度確認する。
  • 3. 吐いた分を間食で補うよう提案する。
  • 4. 自分から嘔吐について話したことを肯定的に評価する。
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