状況設定問題(173問) 精神疾患・障害 の特徴と看護

第95回 午後89問

次の文を読み問題2に答えよ。
48歳の男性。20歳代で統合失調症を発症し、入退院を繰り返している。発症直後から抗精神病薬を服用している。小刻み歩行や手指振戦がみられるが、日常生活は看護師の介助なしでできる。患者の楽しみは食事やおやつであり、用意された食べ物をとられたくないために口に詰め込み、飲み込むように食べている。最近、食事中に激しくむせるようになってきた。

問題2
誤嚥を繰り返し肺炎になったため、主治医が説明を行い、絶飲食になり、点滴静脈内注射が開始された。患者は「何で食べさせないんだ、こうなったのはAのせいだ。俺をだめにするのか。食べないと死んじゃうだろ。お願いだから食べさせて」と同室のA氏に対する攻撃的な言動が出現して落ち着かなくなった。

対応で適切なのはどれか。
  • 1. 「Aさんはそんなことしませんよ」
  • 2. 「食べられなくてつらいのですね」
  • 3. 「肺炎だから食べられないのです」
  • 4. 「食べなくても死ぬことはありませんよ」
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人体の構造と機能

疾病の成り立ちと回復の促進

健康支援と社会保障制度

基礎看護学

成人看護学

老年看護学

小児看護学

母性看護学

精神看護学

地域・在宅看護論(在宅看護論)

看護の統合と実践

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