状況設定問題(186問) 健康状態や受療状況に応じた高齢者の看護

第101回 午後104問

次の文を読み問題2に答えよ。
Aさん(99歳、女性)は、特別養護老人ホームに入所している。脳卒中の後遺症で左片麻痺がある。肺炎をきっかけに寝たきりになり、食事摂取量が低下した。Aさんは「私はここで最期を迎えたい。痛い思いはしたくない。死ぬときは苦しまないようにしてもらいたい」と何度も話すようになった。娘夫婦と孫とが頻繁に面会に来ている。医師が家族に回復の見込みが低いことを伝え、家族は特別養護老人ホームでの看取りに同意した。

問題2
Aさんはほとんど食事を摂(と)らなくなり、尿量も減少してきた。自発的な動きが減少し、傾眠状態となった。

Aさんの家族への看護師の対応で最も適切なのはどれか。
  • 1. 「状態が不安定なのでケアは職員で行いますね」
  • 2. 「これからはご家族が目を離さないでくださいね」
  • 3. 「刺激せず、なるべくそっとしておいてくださいね」
  • 4. 「これからの経過について説明しますね」
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人体の構造と機能

疾病の成り立ちと回復の促進

健康支援と社会保障制度

基礎看護学

成人看護学

老年看護学

小児看護学

母性看護学

精神看護学

地域・在宅看護論(在宅看護論)

看護の統合と実践

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