状況設定問題(144問) 症状・疾患・治療に応じた地域・在宅看護

第99回 午前94問

次の文を読み問題1に答えよ。
78歳の女性。82歳の夫との2人暮らし。5年前に乳癌と診断され、乳房の切除術を受けた。最近、肺とリンパ節への転移が認められたため、外来で化学療法が始まった。要介護2で、室内は手すりで歩行が可能であるが、通院などの外出時は疲れやすいため車椅子を使用している。夫のADLは自立しており、通院の介助をしている。

問題1
訪問看護を開始したところ「化学療法の後は気持ちが悪く、胸が痛くなる」と訴えた。主治医からは症状を軽減するための薬剤が処方されている。

症状への対応で正しいのはどれか。2つ選べ
  • 1. 症状の内容や程度を聞き取り主治医に報告する。
  • 2. 在宅では症状管理が困難であるため入院を勧める。
  • 3. マッサージや音楽療法などの補助療法は行わない。
  • 4. 治療している段階なので麻薬性鎮痛薬は使用しない。
  • 5. 主治医との連携のもとに看護師が処方された薬剤を調整する。
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