状況設定問題(144問) 在宅療養生活を支える看護

第97回 午後32問

次の文を読み問題2に答えよ。
74歳の男性。70歳の妻と2人暮らし。1か月前に脳梗塞を発症し入院した。右不全麻痺があるが病状が安定したため3日前に在宅療養となった。療養者は麻痺が受け入れられず、1人で食事を摂取する意欲が乏しく、退院後の食事はベッド上で坐位になり妻の介助で軟らかい物を経口摂取している。初回訪問時に妻から「食事に時間がかかって困ります」と訪問看護師に相談があった。食事の様子を観察すると、麻痺側の口腔内の食べ物は残りがちで、お茶はスプーンで摂取しているがむせることがある。

問題2
嚥下障害の悪化を予防するために嚥下訓練を勧めた。

妻への指導で最も適切なのはどれか。
  • 1. 食前にアイスマッサージをする。
  • 2. 食事時の体位は頸部を後屈する。
  • 3. 食後に肩の運動を促す。
  • 4. 食後に深呼吸を促す。
解答・解説を見る

人体の構造と機能

疾病の成り立ちと回復の促進

健康支援と社会保障制度

基礎看護学

成人看護学

老年看護学

小児看護学

母性看護学

精神看護学

地域・在宅看護論(在宅看護論)

看護の統合と実践

このページをシェア

看護roo!国試 看護roo! 国試 スマホアプリなら年度別出題や模試も!