状況設定問題(173問) 精神疾患・障害 の特徴と看護

第113回 午後109問

次の文を読み問題1に答えよ。
Aさん(65歳、男性)は、妻と自営業を営んでおり、2人で暮らしている。2か月前に仕事で大きな失敗をし、謝罪と対応に追われ、あまり夜に眠れなくなり、食欲不振が続いている。1か月前から気分が落ち込み、仕事で妻から間違いを指摘されたことで自信をなくしていた。Aさんは死んでしまいたいと思い、夜に自宅でロープを使って自殺を図ろうとしたところを妻に見つけられた。妻に付き添われ、精神科病院を受診し、うつ病と診断された。受診当日に入院し、抗うつ薬の内服が開始された。Aさんは「生きていても仕方がない。どうせ誰も分かってくれない」と看護師に話した。

問題1
このときの看護師の対応で適切なのはどれか。
  • 1. 「生きていれば良いことがありますよ」
  • 2. 「薬を飲むと数日で効いて楽になります」
  • 3. 「悲しいことが続くときは誰にでもあります」
  • 4. 「Aさんがつらい状況にあることを私は心配しています」
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人体の構造と機能

疾病の成り立ちと回復の促進

健康支援と社会保障制度

基礎看護学

成人看護学

老年看護学

小児看護学

母性看護学

精神看護学

地域・在宅看護論(在宅看護論)

看護の統合と実践

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