状況設定問題(183問) 急性期の子どもと家族への看護

第112回 午前105問

次の文を読み問題3に答えよ。
Aちゃん(2歳、男児)は両親、兄(5歳)の4人家族である。3日前から発熱が続くため、母親と一緒に外来を受診した。診察の結果、川崎病と診断され、個室に入院となり左手背に点滴静脈内留置針が挿入された。入院中は母親が希望し、Aちゃんに付き添っている。Aちゃんにγ-グロブリン療法とアスピリンの内服が開始されることになった。看護師がγ-グロブリン療法の開始のために訪室すると、Aちゃんは不機嫌にぐずって泣いている。

問題3
入院4日、Aちゃんは解熱し活気が出てきた。翌日、看護師がAちゃんを観察すると、手指の先端から皮膚が膜のように薄くむけていた。

この所見に対する看護師のアセスメントで適切なのはどれか。
  • 1. γ-グロブリン療法の副作用(有害事象)である。
  • 2. 皮膚のツルゴールが低下している。
  • 3. 川崎病の回復期の症状である。
  • 4. 皮膚科の受診が必要である。
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