状況設定問題(186問) 高齢者に特有な症候・疾患・障害と看護

第112回 午前100問

次の文を読み問題1に答えよ。
Aさん(75歳、男性)は妻(75歳)と2人暮らしで、15年前にParkinson〈パーキンソン〉病と診断された。7年前よりレボドパ〈L-dopa〉を1日3回内服している。Hoehn & Yahr〈ホーエン・ヤール〉重症度分類のステージⅣで、要介護2である。妻は腰痛のため毎日リハビリテーション目的で通院中である。妻の介護負担を軽減するため、Aさんは毎月10日間、介護老人保健施設の短期入所〈ショートステイ〉を利用している。今回は妻の腰痛が増強したため、Aさんは予定を早めて入所した。Aさんは握力が低下しているが、スプーンを使用し自力で食事を摂取している。食事中に姿勢が崩れることが多く、むせや食べこぼしがある。

問題1
看護師のAさんへの食事援助で正しいのはどれか。
  • 1. 頸部を後屈した体位にする。
  • 2. 座位時の体幹を安定させる。
  • 3. 食後に嚥下体操を実施する。
  • 4. こぼさずに摂取できるよう全介助する。
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看護の統合と実践

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