第111回 午後17問

解答・解説

1.　気道確保

けいれん発作によって呼吸筋もけいれんしている可能性がある。また、意識障害がある場合、吐物や唾液を誤嚥する可能性もある。したがって気道の確保を最優先にする。

2.　周囲の環境整備

周囲の環境整備は、けいれん発作が治まってから行う。

3.　末梢静脈路の確保

全身性のけいれん発作の最中に末梢静脈路を確保することは困難であり、危険でもある。けいれん発作が治まってから行う。

4.　心電図モニターの装着

全身性のけいれん発作の最中に心電図モニターを装着することは困難である。けいれん発作が治まってから行う。

筋肉の発作性の不随意的な収縮をけいれんという。