内分泌系(72問) 状況設定問題

第96回 午後44問

次の文を読み問題2に答えよ。
58歳の男性。2年前に2型糖尿病と診断されたが、週末にスポーツジムに通う以外は生活習慣を変えていなかった。数日前より歯肉の腫れのため疼痛があった。飲酒した翌朝、妻が声をかけても反応しないため、救急車で搬送された。体温37.8℃。呼吸数20/分、脈拍数88/分。血圧138/84mmHg。対光反射(+)、瞳孔不同(-)、意識レベルはⅢ-100。白血球10,000/μL。血糖986mg/dL、アンモニア56μg/dL。CRP13.2mg/dL。動脈血pH7.38。血漿浸透圧378mOsm/L。尿ケトン(±)。

問題2
ICUに入室4日後に意識が回復し、歩行も可能となり、一般病室に移った。1日1回(朝食前)使用のインスリン療法が導入され、退院に向けてインスリン自己皮下注射、自己血糖測定、食事療法および運動療法(30分歩行)が指示された。

運動療法の指導で適切なのはどれか。
  • 1. 「歩行運動は食後に行うのが効果的です」
  • 2. 「脈拍数が150/分を超えるように運動してください」
  • 3. 「朝の血糖値が300mg/dL以上の時は運動量を増やしましょう」
  • 4. 「毎日行えない場合は週末にスポーツジムでまとめて行ってください」
解答・解説を見る

人体の構造と機能

疾病の成り立ちと回復の促進

健康支援と社会保障制度

基礎看護学

成人看護学

老年看護学

小児看護学

母性看護学

精神看護学

地域・在宅看護論(在宅看護論)

看護の統合と実践

このページをシェア

看護roo!国試 看護roo! 国試 スマホアプリなら年度別出題や模試も!