状況設定問題(144問) 療養の場に応じた地域・在宅看護

第103回追試 午前120問

次の文を読み問題3に答えよ。
Aさん(75歳、女性)は、80歳の夫と2人で暮らしている。要支援2の認定を受け、居宅サービスは利用していない。Aさんは子宮体癌(ステージⅣ)で化学療法を繰り返してきたが、効果がなかった。その後、モルヒネによる疼痛コントロール目的で入院し、現在、痛みはない。Aさんは家に帰ることを強く希望している。食事量は減少している。臥床している時間が多いが、排泄時はベッドサイドのポータブルトイレを自力で使用している。

問題3
Aさんの死期が近づき、医師からAさん夫婦に病状が説明された。その後の訪問看護でAさんは「夫と一緒に過ごせる時間を大切にしたいと思います」と話した。また、夫からは「家で看取ってあげたいが、今後どうしたらよいかわからない」と相談があった。

夫への対応で適切なのはどれか。
  • 1. 臨死期は救急車を呼ぶように説明する。
  • 2. 夫にできるケアを夫と一緒に検討する。
  • 3. Aさんと死について話すのは控えるように伝える。
  • 4. 在宅で看取ると決めたら、入院はできないと伝える。
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