状況設定問題(144問) 療養の場に応じた地域・在宅看護

第103回追試 午前119問

次の文を読み問題2に答えよ。
Aさん(75歳、女性)は、80歳の夫と2人で暮らしている。要支援2の認定を受け、居宅サービスは利用していない。Aさんは子宮体癌(ステージⅣ)で化学療法を繰り返してきたが、効果がなかった。その後、モルヒネによる疼痛コントロール目的で入院し、現在、痛みはない。Aさんは家に帰ることを強く希望している。食事量は減少している。臥床している時間が多いが、排泄時はベッドサイドのポータブルトイレを自力で使用している。

問題2
Aさんは、訪問看護と訪問介護を利用して退院する予定である。退院前に、訪問介護員は「終末期のケアの経験がありません。対応するときに何に気を付けたらよいでしょうか」と訪問看護師に相談した。

訪問看護師の対応で最も適切なのはどれか。
  • 1. 麻薬の副作用で下痢をしやすいと説明する。
  • 2. Aさんの外出は控えるように説明する。
  • 3. 食欲不振を緩和する工夫を説明する。
  • 4. 癌性疼痛のアセスメントは任せる。
解答・解説を見る

人体の構造と機能

疾病の成り立ちと回復の促進

健康支援と社会保障制度

基礎看護学

成人看護学

老年看護学

小児看護学

母性看護学

精神看護学

地域・在宅看護論(在宅看護論)

看護の統合と実践

このページをシェア

看護roo!国試 看護roo! 国試 スマホアプリなら年度別出題や模試も!