会場等に関する要望|「第108回看護師国家試験の実施に関する要望書」概要【2】

2019年2月22日、「第102回助産師及び第108回看護師国家試験の実施に関する要望書」が一般社団法人 日本看護学校協議会から厚生労働大臣へ提出されました。

 

前半の記事では「不適切と考えられる問題」についてご紹介しました。

今回は「会場等に関する要望」をご紹介します。

(全文は、こちらでご確認ください)

 

第108回 看護師国家試験 実施に関する要望書 概要【2】

会場等に関する要望

 

2019年2月17日に行われた第108回看護師国家試験。

今回は要望書の内容を、4つに分類してご紹介します。

(下記囲み内はすべて日本看護学校協議会より許可を得て引用しています)

 

 

【1】試験監督への要望

試験官

(要望)

・試験の留意点などの説明時に会場の後方まで声が聞こえず、何を説明しているのか理解できなかった。

・試験監督の説明がスムーズでなく、説明が終了する前に「開始してください」の声がかかり驚いた。 

説明の声が小さい

・黒板の文字が小さく後ろの席から見えなかった。

・監督者から解答が後ろから見えてますとメモを渡されたが、机の配置、スペースからどうしようもなかった。

試験監督の私語が多く、学生が気になった。

 

今年いちばん多かったのが試験監督への要望でした。

 

 

【2】寒さ問題

(要望)

暖房が試験開始直前までつかず、室温が16度であった。試験開始直前に暖房がついた。

 ・会場の端は窓からの冷気が入りとても寒かった。ロールカーテンがなびいており、係の方がテープで止めてくださった。それでも下から入ってきた。

 

多少の寒さは洋服等で調節できますが、快適な温度で集中して試験に臨みたいですね。

 

 

【3】トイレ問題

トイレ

(要望)

3人使用の机だったため、真ん中の方がトイレに行く時に立ち上がるという動作が生じた。

トイレが行列になるので開始前に行けなかった。

 

トイレに関する要望は、毎年出ています…。

 

 

【4】こんなことも困りました

困る

(要望)

・他の試験会場で開始時間が遅れたため、「途中退場できない」というアナウンスや、「終了30分前」「終了15分前」のアナウンスが集中にかけたという学生が多数いた。

・受験生ではない学生が試験中大声で騒いでいてうるさかった。窓の外からの話し声・笑い声がうるさく気が散った。

 

試験本番では、少しのことも気になってしまうもの。落ち着いて問題を解きたいですよね。

 

 

****

毎年、全国で6万人ほどが受験する看護師国家試験。

受験生すべてが全力を出せる環境になることを願います。

 

【藤枝純子(看護roo!編集部)】

 

 

 

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